こんにちはMARTです。
本日はOBASSLIVEのもう一つの窓口であるMARTLINE名義でリリースされている”MTペンシルシリーズ”について少し…
そもそも、このルアーは琵琶湖は主に北湖での秋、冬、早春の鮎や、公魚のベイトが強くなるパターンにI字ではアピールが弱く、ミノーでは強すぎると感じる時が何回かあって、なら「丁度両方の性質を持ったバス用にセッティングしたペンシルミノーを作ってみよう」と思ったのが起源。
MTペンシルは引くとロールを伴うS字起動を描く。ソルトルアーのような見た目とアクションですが、ウェイトのセッティングが全く違う狙い方をしてます。リップがないルアーは重りの微妙な位置や水の流し方でアクションが大きく別のルアーのように変わるのが面白い所。
またS字起動を描くと言う事は、その境目(左右にボディを振り始める不安定な瞬間)を狙えると言う事。
※上のイラストははMTP100のパッケージの裏面に書かれている物。
だからMTペンシルのラインナップにはシンキングがない(スリムはある)のだ。ん?ピンと来た人はまあまあ変態かも!?
挙句フィンを削って調整する事で、アクションの幅を変えれるんだ!!更にセルフでウェイトをチューニングしてくれ!便利だろ?など凄まじいセルフ要素もあるルアーなのだ(勿論普通はそのままでよいです。興味ある人は削ってみて)まさに!全く量産には向いてないルアーな事。
だからMARTLINE窓口からリリースしてる。マートラインは今後魚種や水域をも無視していく所存でござい。
どうせルアーメーカー。アングラーなら様々なフィッシュイーターに挑戦状を叩きつけたいよね。世界は広い!笑
※2021年のお正月にテストに行った時の魚。思った通りに反応してくれた時は生きていて最高の瞬間の一つ。この時は縦アイだね。
知っている人も多いが、この手の釣法は昔からあるメソッドで、今でこそ隠す必要は無いが当時ザブラやコモモ、一段深いレンジはメガバス110やルドラなどをデッドスローフロートに調整して、ナイロンの浮力で浮かしてアクションしようとする速度ギリギリで引っ張る(水を掻かず漂わすに近い)引き方で他のルアーには口を使いにくいデカい個体を獲ることができるメソッドで良い思いをしてた。※ちなみに超余談ですがモラモラシリーズのドリューにはこの↑要素あります(I字の要素の事。真空引きとよんでるやつ。)
個人的にベイトフィッシュが強く絡む時期やポイントで、なおかつ琵琶湖のような比較的クリアウォーターのフィールドで有効なメソッドだと感じる。そのメソッドによりフォーカスしたルアー。それがMTペンシルのイメージ(あとソルトでの通用もね。↙最高でしょ!笑)
※沖縄のリーフにて念願のタマン。高速巻きでドン!シングルフックでの使用も視野に入れておいて良かった。フックはイチカワシングル。引きが馬鹿みたいに強いタマン。流石にリア一本だったのでアイは捻じれてしまっていた。貫通作っちゃおかな…笑
まあ使ってみたい人、真冬の寒さに負けず夜な夜な琵琶湖に通う変態猛者、コンセプトにピンとくる人。
是非一度使ってみて欲しいな。
さてと…
ここからが本題のMTペンシルスリムの話…ですが。余談が過ぎて長くなったのでまた次にします。
最後にMTペンシルの動画を張っておくので見てみて欲しい。捉え所のない釣れなさそうなアクションしてっから。それが肝だよ。笑
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